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お遍路

今の季節の四国は 八十八ヶ所の霊場を回る

お遍路さんをよく見かけます。
お遍路とは 祈願をかけて 一番札所から回り 八十八番札所まで 順番に巡礼する旅です。
 
お遍路さんがよく被っている菅笠に 同行二人 と書いてあるのは
苦しい一人旅でも 弘法大師と一緒に回っている という
心の支えになるように と聞きました。

私の父も 定年後一人でずっと歩いて巡拝しました。  
父は在職中 とても重い職務についておりましたので 色々思う事があったのでしょう。
1カ月後、真っ黒に日焼けして 元気で戻って来た時は 安心と同時に
父が神々しく見えたものです。
私は父が大好きですから(๑˃̵ᴗ˂̵)
一人で回られてる方、ご夫婦やお友達と一緒に。
それぞれ お遍路の目的は違うのでしょうが
自分を見つめなおす旅なのでしょうね。

私もひっそりと参拝しました

 

空海が 弘仁6年(西暦865年)に
四国霊場を開創した 修行の旅だそうで
一般には14世紀に定着します。
当時は過酷な修行とされていました。
旅のスタイルは様々に変化していますが
21世紀の今でも引き継がれています。

寺内で 般若心経を唱えてらした方
こちらも 心が清らかになるようなお声でした。



田植えが終わった道の横には
鯉のぼりが 綺麗に並んで
日本を感じました。
もうすぐ5月ですね。