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アニマルセラピー


私の母なのですが
最近少しずつ 認知症症状が出始めています。

ほんの少し会話が噛み合わなくなり、
時々、記憶が飛ぶようになったそうです。

とは言え
全く普通の生活をしているわけで
本来が明るい性格、
思った事もすぐ口に出し
ドジな話として笑い話にしてしまうのですが

不安もあるのでしょう
時々落ち込んでいます。

そんな中、
父親が救急搬送され入院することに。
その事実が受け入れられないのか
認知症が猛スピードで進行したようです。

「いるはずのお父さんがいない!
  どこかに隠したでしょ!」

「お父さんが帰ってこない 警察に届けなきゃ」 

と、娘である私にも攻撃的になってきました。







この話を知人にしたところ、
とても良いお話しを聞きましたので
皆さまに 紹介しますね。


この方のお父様はご病気から
深刻な認知症になったそうです。
目も虚ろで 同じ話を何度も続けるようになって
病院の先生から
治る事はないけれど、進行を遅らせる事はできる と
薬を処方されていました。


そんな時ご家族内で、
犬でも飼ったらどうだろう
という事になり
一匹のワンちゃんを ご家族としてお迎えしたそうです。


さぁ 可愛いワンちゃんをお迎えした
そのご家庭では
ワンちゃんのお世話に忙しくなります。
もちろん、
認知症のお父様も。

時間がくると ご飯をあげたり、
お散歩に連れて行ったりと
お父様はお世話を続けます。
無邪気で可愛いワンちゃん、
癒されて自然に笑顔になりますね。


そうすると
みるみる病状が回復してきたそうですよ。

一匹の子犬のおかげで
必要とされる意識が出てきたのでしょうね。



このお話の続きがあります。
次にお話ししますね。