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必要性

前回の続きです。

さて
我が父が 退院してきました。
若い頃から 体を鍛え、
柔道、剣道も有段者。
登山やゴルフなど  
体力を使う趣味を満喫していた
そんな父も すっかり姿が変わり
酸素濃縮吸入器や酸素ボンベ設備とともに
自宅療養になりました。




退院したその日、
父は母に
「こんな体になってしまったけど
   面倒みてくれるか」

と言っていました
母は
「健康になるよう
   精一杯お世話しますよ」

と答えていました。
    (娘として そばで聞いていて  
        ちょっとウルッとしました:;(∩´﹏`∩);:



それからの母は
張り切って テキパキと
ベッド周りを整えたり、
食事を作ったりと
今までとは また別人のようです。

あれ?
認知で 表情もなかったのに、
生き生きとして
会話もしっかり戻っています。
何より
お世話する事が楽しそう。



先にお話した
アニマルセラピーの話と同じく、
自分の使命感、責任感が
意識を変えるって事なのかしら

感じました。

この例はもちろん
認知症全ての方に当てはまる訳ではありませんが、
必要とされる事
使命感や役割意識は
大切な事なのかもしれませんね。



今日は
私の亡き兄の命日

今年は母と2人で
お墓参りです。